食事という観念
野口晴哉先生曰く、
食「え」ねば死ぬ
食「わ」ねば健康になる
断食中にいろいろと調べてみたんですけど、大体どの人にも言えることは、頭でご飯を食べてる、ってことですね。
1日3食だ、いや2食だ、ってそんなの人によるでしょう?お腹が空けば食べればいいし、空かなきゃ無理して食べる必要も無い、というだけのことです。
おまけに肉を食べろ、野菜を食べろとまあやかましい事この上ない。まあそうしないと商売になりませんが^^;
私は自炊するようになってから自然と野菜ばかり食べるようになりました。別にベジタリアンだからじゃなくて単純に肉を買うと一気に食費がかさむからっていう理由です。まあ、時々は食べますけどね。
それでどうなったかというと、別にどうにもなってません。体重が増えるでもなく減るでもなく、肌が荒れるでもなく、力が出ないわけでもなく。
例えば、一日30品目食べないから調子が悪いのではなくて、そういう観念があるからそれに合わせて体調が悪くなるという。
ようは、思い込み。プラシーボ効果の逆バージョンですね。
なんていうか、人間の体ってそんなに簡単に死ぬように出来ていないんですよね。全てが生かす方向に働くようなシステムになっています。それが良いか悪いかは別としてね。究極を言えばそれが苦しみの原因でもありますが・・・
そこに観念を入れてしまうからおかしなことになってしまうんです。
「え」と「わ」の違い。思考の産物といえそうです。