別に死んでもいいんじゃない?

そもそも、何で生きてるの?

親を許せない人の慈悲の実践

よくAC克服のサイトなんか見ると、色々ごちゃごちゃありますが最終的には親を許しましょう、という結論に至っているように見受けられます。

まあ、ふざけんなって思いますよね。あんたの親はたいして毒でもなかったんだろって。そこで不幸自慢が始まるわけですよ。

だから私も許せなんていいません。ただ事実確認をしてみませんか。

 

あなたはとても苦しい思いをして来ました。そして今も苦しんでいます。それは間違いありませんね。

ではあなたの親はどうでしょうか。

毒親になってしまう人は、その親もまた毒親である可能性が非常に高いです。昔は昔で酷い環境だったわけですし。つまりあなたの親もあなたと同じように苦しい思いをしてきたし、今もそれを引きずっているわけです。これは事実ではないでしょうか。

 勿論あなたにした仕打ちが正当化されるわけではありませんが、ここで重要なのは、あなたもあなたの親もこれ以上苦しむ必要は無いということなんです。

 

「私は十分苦しんできた。そしてこれ以上苦しむ必要はない。」

「私の親も十分苦しんできた。そしてこれ以上苦しむ必要はない。」

 

 

いや、親には苦しんでもらわないと割りにあわない、とか思います?

では、見ず知らずの子供が虐待されていたとして、あなたその子供にもっと苦しめって言えますか?子供の頃のあなたも、もっと虐待されたほうが良かったでしょうか。あなたの親だってあなたと同じなんですよ。かつて虐待されて苦しんできた無力な一人の子供です。

とりあえず被害者意識は横に置いて、もう少し冷静に観察してください。親ではなく一人の人間として観察してください。なぜこの人はこんな振る舞いをしているのだろうか、と。この人も私と同じように苦しみの中にいるのだ、と思えてきませんか。

 

いやいや、私と親が同じなんてありえない!と言いたいでしょうが、あなたは苦しみから抜け出したいんですよね?それとも今のままずっと苦しみたいのですか?そこははっきりさせておかなければなりませんね。

もう苦しいのは沢山だと思うのなら、ためしにやってみてもいいのではないでしょうか。

 

まあ、こんなこと言ってる私も、時々記憶がよみがえって来てはムカっとすることがありますが、そんなもんです^^;

だから気を楽にして、ぼちぼちやっていきましょう。

 

もっとも、親を殺すしかないと思うならそうしてもいいと思います。きっと私には考えも及ばないほど極悪な親だったのでしょう。そこはご自由にどうぞ。ただ、それで楽になる保証はないし、別の方法を試すわけにもいかなくなりますから、最後の手段にして欲しいとは思いますが。